アイアルマーズ株式会社と学術交流に関する覚書を締結しました

本研究センターは、中小企業の組織改革に対して多くのコンサルティング実績を有するアイアルマーズ株式会社(本社:東京都港区、代表:堀部直紀)と、学術交流に関する覚書を締結しました。この覚書に基づいて、相互の研究情報の相互交流、共同研究ならびに調査を行っていきます。

アイアルマーズ株式会社の概要

 アイアルマーズ株式会社(以下、アイアルマーズとする)は、日本を元気に、中小企業を元気にすること、そして、中小企業の生産性を向上させることで未来に貢献することを目的に 2006 年 7 月に立ち上げられた民間のコンサルティング会社である。アイアルマーズの社名の英語表記は i arumas であるが、これは侍( samurai )を逆読みしたものである。
 アイアル マーズは、中小企業が地域に根差して、共に栄える社会をつくっていきたいという思いから、経営理念を「共存共栄」としている。社会における中小企業のあり方を時代に即して変革していくために、企業改革に必要な 10 のサービスを中小企業に提供している。
 1.組織改革コンサルティング
 2.組織階層改革コンサルティング
 3.改革アドバイスコンサルティング
 4.人事評価制度設計・運用
 5.中小企業のための企業カレッジ
 6.中途採用支援
 7.新卒採用支援
 8.ツール制作
 9.WEBサイト「日本が誇る伝統と挑戦の革新企業」の運営
 10.伝統と挑戦倶楽部運営

交流目的および期待できる効果

 アイアルマーズには、数多くのコンサルティング実績がある。代表である堀部直紀氏の実績だけをとりあげても、創業以来、これまで延べ 200 社以上の中小企業に対する組織改革を実現している。アイアルマーズには、中小企業の組織改革にかかる数多くのコンサルティング実績により、中小企業が永続・成長するノウハウ、方法論、秘訣といった知識や情報が蓄積されている。これらの知識・情報を研究センターの研究員がもつアカデミックのスキルと融合させることで、学術的にもいっそうの理論化・体系化を図ることができると期待される。このため「学術交流 に関する覚書」 に基づき 、共同での研究を進めていく予定である。また、本学術交流が進むことにより、日本における中小企業の組織研究の発展に寄与することができるようになるだけでなく、中小企業の永続成長の発展とさらなる進化に寄与するモデルを開発することができるようになることが期待される。